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野村明史の記事一覧
氏名:野村明史
担当業務:販売事業部

自己紹介:配送業務担当のサッカーマニアです。日本全国のサッカー場に出没中!

野村明史の記事をご覧ください

記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.03.23
材木屋の独り言 桧合板

桜の花が咲きだした昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、我々が販売している品目の中に、「ベニヤ合板」があります。

合板の種類は多種多様、多岐にわたり、その中でも一番と言っていいくらいに使われている合板で、素材にカラ松を使った「針葉樹合板」というものがあります。

某日入荷した針葉樹合板は・・・「国産材の桧」を使用した合板!確かに桧も針葉樹・・・

カラ松の合板に慣れ、それが当たり前だと思っていた自分の常識を疑いました(;^ω^)

桧のいい香りがする合板。桧ならではの木目や色、節の出た合板。これは良いものです。

そんな桧合板を現場にもっていくと・・・流石!大工さん!ほとんどの方が「へぇ~表面が桧なんだね~」と一発で気付いて頂けます。

とある工務店さんに至っては、お施主様と急遽打ち合わせを行い「せっかくの桧合板だし、表面の奇麗なベニヤを壁に貼って、クロス仕上げは無し!」との結論を出していました。・・・ちょっと仕上がりが楽しみなので、工務店さんにお願いして、お引渡し直前の段階で現場を見せて頂く約束をしてきました。

たかがベニヤ、されどベニヤ。一つの商品で、こんなにも展開が変わるものなのですね。


改めて思う・・・単純に外国産の木材に依存するのではなく、もう少し国産材にも目を向けるべきなのじゃ無いのかな・・・やっぱり行きつく先は「地産地消」なんだな・・・

では、また次回!

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記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.03.01
材木屋の独り言 手板

春の足音が日毎に大きくなってきた昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

久しぶりに手刻みの現場が始まりました。

最近主流になっている機械によるプレカット加工もいいのですが、工務店さんが自分で墨付けを行い、加工する手刻みも良いものです。

パッと見は機械でもできるんじゃないか?と思うような仕口なのですが、ちょっと一工夫してあったり、中々機械ではできない仕口にしてあったり、どういう風に加工するんだろう?と見ているだけでも何だかワクワクしてしまいます。

そんな難しい加工をしていく大工さん・・・さぞ複雑な図面があるのでは?と思ってしまうのですが、実際に使う図面は「 手 板 」と呼ばれる、平面の板に梁の組み合わせを書いてあるもののみ。

その手板の中には、柱の長さや梁の長さは記入されていないのですが、平面の図面を頭の中で立体に変換したり、規矩術や曲尺を駆使し、長さ・寸法を割り出し、墨付けを行い、仕口を加工していく・・・

そこで、ふと気づく・・・そうなんだよな~これが当たり前のことなんだよな~プレカットが出てきて、楽になったんだよな~

建築に限らず・・・なんでも機械出来るようになってきた昨今。その状況に浸かりすぎている今が「当たり前」なのではなく、「便利すぎる世の中になった」と捉えるべきなのでしょうね。

では、また次回!

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記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.02.06
材木屋の独り言 鋭い納まり

春一番が吹き、温かさが恋しくなってきた皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、とある工務店様の現場にて、一つの部屋を二つに仕切る「可動間仕切り」の採寸を行いました。

現地にて採寸したところ、リフォーム現場ということもあり規格寸法の商品が付けられない為、一回り小さいものを使用するしかない状況でした。

しかし、その取り付け方ですと、どうしても天井・壁と商品の間に大きな隙間が出来てしまいます。通常であれば、隙間部分に小さな壁を作って取り付けてしまうのですが、「できるだけ大きい方がいい」とのお施主様からのご要望もあり、自分自身の経験上でもトップクラスにギリギリサイズの特注商品を製作することになりました。

当日の取り付けは、壁・天井と枠材の隙間は1~2m/m程度の余裕しかなく、枠材を取り付ける際、知恵の輪をするような状況になりましたが、・・・何とか成功!見てくれの悪い壁は一切造らずに済みました。

お施主様のイメージ通りの取付状況になり、ご友人さんに自慢の写真を送るくらいに喜んでいただけました!w

・・・自分たちの仕事は、工務店さんに商品をお買い上げいただくこと・・・ではなく、お施主様のご要望に対し、工務店さんが答えるお手伝いをすることでもある・・・

長い事、この仕事を続けておりますが、また新しい発見をした思い出深い現場になりました。

では、また次回!

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