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野村明史の記事一覧
氏名:野村明史
担当業務:販売事業部

自己紹介:配送業務担当のサッカーマニアです。日本全国のサッカー場に出没中!

野村明史の記事をご覧ください

記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.12.07
材木屋の独り言 蔵材の納入

本格的な冬が近づき、朝の布団が恋しい昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日来から続いている、蔵の改修工事に伴う材料を工務店様に納めさせて頂きました。

さすが蔵の材料だけあって、使っている木材の寸法がでかい!・・・即ち、重い!

私、力がない方ではないのですが・・・久方ぶりです。あまりの重さに持ち手がすっぽ抜ける状況なんて(汗) 大きい材を8本ほど運んだだけで、上腕二頭筋が痙攣しだしました・・・

今回は、工務店様の下小屋に材を納めさせて頂いただけですが、この材料を現場で組付ける大工さんが心配になるほどの重さで、「組付け大変ですね・・・」と言ったところ「重い重くないじゃなくて、危ないか危なくないかで判断しないと・・・」とブルーな顔でおっしゃってました。いやいや、その通りです!

改めて・・・既存の蔵の構造を見るにつけ・・・その重さに耐える材種選択、骨組み、仕口、細工・・・ある意味、蔵とは「昔から続く建築技術の粋を集めた建物」なのかもしれませんね。

ますます刻んだ材料の組付けが楽しみなってきました!ま、お邪魔して覗きに行くだけなんですけどね(汗)

では、また次回!

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記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.11.16
材木屋の独り言 久々の墓参

紅葉の時期なのか?初冬なのか?何だかわからない昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、緊急事態宣言の解除をうけ、コロナ禍の影響で墓参できずにいた祖母のお墓参り、葬儀に参列できなかった親類の方のお墓参りをしに、母を連れ新潟まで行ってきました。

訪れた場所は、新潟県と福島県との県境に近い山沿いにある五泉市(旧村松町)で、いわゆる豪雪地帯・・・昨今はめっきり積雪量が減ったとの事ですが・・・それでも普通に1mは降るような地域です。

墓参後、ご住職から「せっかく来たんだからお茶でも飲んでいきなさい」とのお誘い。
しばしの休憩後、ご住職に許可を頂き、勉強の為に本堂や庫裏、仏堂等を見せて頂くことに・・・さすが、雪国の建物だけあって骨が太い!川越市にある寺社仏閣に比べて豪華さはないのですが、豪雪地域ということもあり、何しろ骨組みに使われている材の太さが二回り近く大きい!建物の配置にしても、山から吹き下ろす風の向き等を踏まえた配置。地域性が出ています。
ひとっきり見回ったのち、ご住職のところに戻ると・・・菩提寺さんは、出来る限り地元の木材で建てたとの事!材木を用意するのも大変だったんじゃないですか?と聞くと、ご住職曰く、「檀家さんの中には山林家もおり、将来の為に木を用意してくれている」「地元の寺であればあるほど、地元に根付いた行いをするべき」・・・お話を聞き、驚嘆するしかなかったです・・・

古来より人間は木や森と共に過ごし、共存共栄することによって歴史を刻んできたはず。それが昨今の建築業界は輸入材に頼り切ってしまっている。であるから、外国で起きた出来事により国内が大ダメージを受ける。出来るだけ国内の材木を使用していれば、外国の動向に影響されることなく活動できたはず・・・なんだか複雑です。

建築業界に置ける、旧→新、古来→現代の過渡期を、現在進行中で垣間見た墓参でした。

やっぱり、地産地消なんだよな・・・

では、また次回!

 
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記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.10.26
材木屋の独り言 こんなところにもコロナ禍

紅葉の時期なのか?初冬なのか?何だかわからない昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

昨今のコロナ禍で、建築業界もご多分に漏れず影響が続いております。

建築戸数の減少、ウッドショック(木材不足)等がある中、また別のちょっと困った現象が・・・

ご存知の通り、一軒の家を建てるには種々様々な部品を使っているのでが、その中の多数の部品が、東南アジア諸国で造られ輸入されています。しかし、昨今のコロナ禍の影響により、東南アジア諸国の都市がロックダウンしたことで様々な部品の供給が滞り、納期の遅れ・欠品が発生しています。
遠い国で物流が止まってしまうと、日本のこんなところにも影響が出るのですね・・・

便利にすること・コストダウンすることは大事な事と理解しているのですが、あまりもその部分を追及してしまう余り、補って余りあるデメリットが発生してしまっては無意味になってしまうような気が・・・

論点がズレてしまうかもしれませんが・・・電車の乗り入れが複雑化したことにより、とんでもない場所の遅延が色々な路線に影響してしまうのと同じ気が・・・ジレンマを感じてしまいます。

何はともあれ、早くコロナ過が治まり、今までと同じような物流が出来ることを祈るばかりです。

では、また次回!

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