スタッフブログ
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記入者: 野村明史
担当業務: 販売事業部
2021.11.16
材木屋の独り言 久々の墓参

紅葉の時期なのか?初冬なのか?何だかわからない昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、緊急事態宣言の解除をうけ、コロナ禍の影響で墓参できずにいた祖母のお墓参り、葬儀に参列できなかった親類の方のお墓参りをしに、母を連れ新潟まで行ってきました。

訪れた場所は、新潟県と福島県との県境に近い山沿いにある五泉市(旧村松町)で、いわゆる豪雪地帯・・・昨今はめっきり積雪量が減ったとの事ですが・・・それでも普通に1mは降るような地域です。

墓参後、ご住職から「せっかく来たんだからお茶でも飲んでいきなさい」とのお誘い。
しばしの休憩後、ご住職に許可を頂き、勉強の為に本堂や庫裏、仏堂等を見せて頂くことに・・・さすが、雪国の建物だけあって骨が太い!川越市にある寺社仏閣に比べて豪華さはないのですが、豪雪地域ということもあり、何しろ骨組みに使われている材の太さが二回り近く大きい!建物の配置にしても、山から吹き下ろす風の向き等を踏まえた配置。地域性が出ています。
ひとっきり見回ったのち、ご住職のところに戻ると・・・菩提寺さんは、出来る限り地元の木材で建てたとの事!材木を用意するのも大変だったんじゃないですか?と聞くと、ご住職曰く、「檀家さんの中には山林家もおり、将来の為に木を用意してくれている」「地元の寺であればあるほど、地元に根付いた行いをするべき」・・・お話を聞き、驚嘆するしかなかったです・・・

古来より人間は木や森と共に過ごし、共存共栄することによって歴史を刻んできたはず。それが昨今の建築業界は輸入材に頼り切ってしまっている。であるから、外国で起きた出来事により国内が大ダメージを受ける。出来るだけ国内の材木を使用していれば、外国の動向に影響されることなく活動できたはず・・・なんだか複雑です。

建築業界に置ける、旧→新、古来→現代の過渡期を、現在進行中で垣間見た墓参でした。

やっぱり、地産地消なんだよな・・・

では、また次回!

 
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氏名:野村明史
担当業務:販売事業部

自己紹介:配送業務担当のサッカーマニアです。日本全国のサッカー場に出没中!

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