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記入者: 野村担当業務: 販売事業部
- 2011.05.02
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AWAY旅・・・
さて・・・震災の為に中断していたJリーグが再開しました。
我らが浦和レッズも、4/23のホームゲームから再開し、いきなりの完勝!
引き続き、4/29日にAWAYがありました。やっぱり浦和馬鹿!またまた行ってまいりました。・・・今回は写真が少ないので、文字ばっかりになってしまいますが・・・撮れるような気持じゃなかったので・・・行った先は、「仙台」です。
今回は、自分の回りにいる皆さんのお力をお借りして、被災された子供たちに、おもちゃ・絵本・お菓子などの「支援物資」(大型バスの荷台ど満載×二台分)と共に行ってまいりました!
支援物資の状況、感謝の気持ちは、ブログでは書ききれません・・・試合内容は完全なる力負け・・・背負ってるものの違い、モチベーションの違い、言い方はいろいろあるかもしれませんが、一つ一つのプレーで気合負けしておりました。
そんなこんなで、試合終了後に夕食を兼ねて飲み屋へ突撃!
たまたま居合わせた方(仙台在住の方&仙台出身新座在住の方)から、飲みながらではありましたが色々な話をお聞きすることが出来ました。地震発生時にはすさまじい揺れが2分間以上続いたこと、その夜、どうしていいか分からずに人々が彷徨っていたことなど・・・震災当日~現在に至るまでの話をお聞きしているうちに、ふっと「テレビや雑誌などのメディアで伝えられていることは、事実の数分の一でしかない」ということに気付きました。そのことをお伝えすると、すごく残念そうな顔をしておられたのが心に残っております。
明けて次の日、松島の観光船が再開したとの報を聞き、さっそく松島に行ってみました。
松島と言うと、「風光明媚な観光スポット」というイメージがありますが、ここにも津波の影響が色濃く残っており、あたり一面この季節特有の「新緑・桜色」ではなく、「泥による茶色」が景色を塗りつぶし、商店も津波を受けて軒並み休業しておりました。舟の出航まで時間があったので、一服をしようと喫煙スペースに行った所、偶然にも観光船の船長さんも一服しており、ここでも色々なお話を聞くことが出来ました。
出航している最中に4m程の津波が来たこと、あたり一面膝高程まで泥が積もったこと、いまだに湾内には瓦礫・コンテナ等の浮遊物があること、再開までこぎつけたのは市町村でなく、従業員や土産物屋さんの有志で瓦礫撤去を行ったお陰だということ・・・頭の中で思っていた以上の出来事に、言葉を失うばかりでした。
最後にテレビでもたびたび放送されていた、多賀城市付近を走行していた際、はっきりとした津波の爪痕が目に飛び込んできました。うず高く積まれた瓦礫の山、津波によって押し寄せられた車、船、コンテナ等・・・元々、建物があったはずの場所は、ただの荒れ地になっておりました。この場所で亡くなられた方も、たくさんいらっしゃると思います。私は運転中の為できませんでしたが、一緒に行った方は、自然と手を合わせておりました。
被災された方々にかける言葉が見つからない・・・励ましの言葉も出てこない・・・何を伝えればいいのか分からない・・・でも、飲み屋の方、船長さんは笑ってた・・・成長することなのか、強くなることなのか・・・自分にはまだまだ色々と足りないな・・・それではまた次回!|柱|彡サッ
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氏名:野村
担当業務:販売事業部自己紹介:配送業務担当のサッカーマニアです。日本全国のサッカー場に出没中!