スタッフブログ
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創業150周年記念ブログ

■大断面集成材見学ツアーを開催しました。
2017.11.06

こんにちは
 創業150年記念イベント第一弾としまして、11月1日(水)、大断面集成材工場見学バスツアーを開催しました。
いつもお世話になっております工務店様方にご参加頂き、「昔の技術と今の技術を見る」ツアーとして一日を過ごして頂きました。
 
 弊社を出発し、まずは長野県上田市にある曹洞宗安楽寺国宝八角三重塔を見学です。
鎌倉時代末期に建てられたという国内最古の禅宗様建築物であり、木造では唯一の八角塔になります。
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  ▲紅葉が鮮やかでした。
 古き良き建造物の技術を間近に見たあとは名物の信州そばでお腹を満たし、午後よりメインとなる大断面集成材の工場見学です。

 見学先は、長野県にあります齋藤木材工業株式会社様です。
集成材の製造加工をメインに、構造用集成材を利用した建築事業から研究開発まで行っています。国内最大級の超大断面二次接着圧締装置や、国内初大断面集成材自動接着材装置などが設置されており、今回、充実した設備を見学させていただくことが出来ました。 

大断面集成材は、集成材でも木造住宅などで使う一般的な規格の何倍も大きいなサイズのもので、構造用として、商業施設や橋など規模の大きな建築物へ利用できます。
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  ▲工場の一部。
 敷地内で、良く乾燥している材の在庫管理から機械加工、そして機械では難しい部分の手加工まで、一連の流れと詳しい説明に参加者は耳を傾けていました。
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  ▲湾曲構造用集成材はこちらで加工。      ▲接着剤が着いている状態。
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  ▲つなぎ目。          ▲手加工の様子。  
 工場見学後は施工物件の信州長和・湯遊パークの体育館を見学し、帰路へ。
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  ▲得意とされている湾曲構造用集成材。
 
 昔と今の技術を見学し、匠の技を持った皆様はどのように感じられましたでしょうか。
 平日開催というなか、スケジュールを調整頂きご参加くださいました工務店様方、また見学させていただきました齋藤木材工業様へ感謝申し上げます。

また記念イベント開催の際にはご報告させていただきます。

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